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「ダレゾ」
みなさま、お初にお目に掛かります。
 
この四月よりスタッフとして働かせてもらっております、コウダと申します。
 
 
さて、タイトルの言葉ですが、宿のお掃除等でお世話になっているNさんに会釈をした際、Nさんと世間話をしていたご年配の女性から発せられたものでした。
 
僕は車の運転中だったので、窓越にお二人に「こんにちは」と伝えてすぐに通り過ぎてしまいましたが、その音を反芻すると「ダレゾ」→「誰ぞ?」であることに数秒後に合点しました。
 
平家言葉の名残があると言われる祖谷の方言ですが、昔古文の授業か何かで習って印象的だった「黄昏」=「誰そ彼」の音の響きが目の前(耳の前)で展開されたことに、意表をつかれ、またこの土地とその生活の来し方を妄想するのに充分なインパクトを受けた次第でした


そんなわけで、仕事上の直接の関係がない地元の方等にはまだ認知されていなかったりもする自分ですが、祖谷の土地を知るために、休日などは鋭意周辺の探検を行っています。
 
数々の観光名所もさることながら、散策をしながら特に心を引かれるのは、名も無く人知れずある自然の造形や場所の空気感です。
 
車道から少し脇に入った森の中の明るみ、社叢の古木、見たことの無い山野草のつぼみ、霧を黄金色に染める峠の夕日など、いつも相貌を変え続ける何気ない風物との「出会い」を貴重に感じています。

                     


「なにもないがある」というのが、桃源郷祖谷の山里のキャッチフレーズになっていますが、過剰な情報や刺激への対応から解放された心身の感覚は、自ずと外の世界に向かって開き、普段は意識されなかった周りの環境の微妙な質感に敏感に気付けるようになるのかもしれません。
 
景色だけではなく、例えば、水流の音や雨上がりの茅葺き屋根の匂い、素足で歩く床板の踏み心地など、ここには開いた感覚が喜ぶ要素が沢山あるように思われます。
 
忙しい日常のルーティーンから距離を置き、ぼんやり「誰ぞ?」と自分に問えたり、環境から問われたりできる時間。刹那の消費よりも、お家に帰った後もじわりと心に残り続ける体験。そんな旅のお手伝いを出来ればと、ふつつかながら願っております。

        
最後に宣伝ですが、ご予約いただいた方には、もれなくオリジナルの「落合集落散策マップ」を差し上げております!
 
ここには、昔から現在まで集落の人達が生活道として歩き続けてきた「里道」の案内図があり、車道を通るよりもずっと身近に祖谷の生活を感じるための手掛かりとなります。お楽しみに!!
 
 
長文失礼致しました。
それではまた。
tougenkyo-iya 00:57 comments(0) trackbacks(0)
     
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